2008年06月11日

<iモード>メニューリストの一部 広告料多い順に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000015-mai-bus_all
Yahoo!ニュースより。

この件は当然随分と前から広告代理店経由で話は聞いていました。
我々もドコモで複数のサイトを運営するCPですから当然影響はあるわけで。

まあこれは、
ユーザーから取れないからCPから取る
と言う発想ですね。各CPはもっと不満を表に出せばいいのにそれができないあたり、インフラを牛耳るキャリアに逆らえないCPの悲しい現状が浮き彫りになってますね。


今回のメニュー仕様変更は、月1回の入札によりiモードメニュートップに表示される各カテゴリ毎3−4サイトのところが売りに出されるわけです。
もっとみる、全部見るリンクを押した後のカテゴリ内サイト一覧は従来通りアクセスと売上実績によってリストされると。

ただケータイユーザーはPCユーザー以上に、トップ階層にあるものをみる傾向にあります。1つ階層を下がるだけでぐっとアクセスが落ちてしまいます。
ですから、メニュートップに表示されるベスト3ないし4に入ることが常にメニュー上位にいる大手サイトでは至上命題だったわけです。

そのためには月間数千万というような広告費をかけ、様々なところで広告を打ってアクセスと売上を維持し、メニュー位置をキープするという戦略をとっています。

今回ドコモのメニュートップのメジャーカテゴリでこの順位が入札制となったことでどうなるかというと、大手サイトは月間数千万の広告費をこのメニュー位置獲得のための入札に使わざるを得なくなります。
ただし単純にメニュー位置を買うだけに予算を割くと、実質のサイト内のユーザー数が減少すれば、一段下がった本来のメニュー順位では下がる危険があります。こうなっては本末転倒でもあるので、従来どおり新規ユーザーを獲得するための広告費も削れません。

トップメニューの枠確保から新規で来る人数分を勘案しても広告費増の方が大きいでしょう。

またCPだけでなくもっと影響が大きいのは広告代理店だと思います。今までは各CPがユーザーを増やすため(それがメニュー位置アップに繋がるため)様々な純広、アフィリエイトに出稿していました。しかし、メニュー位置だけなら金で買える以上、CPの広告予算の一部がそちらに回ります。これを仕切るのはドコモの子会社、D2Cです。
つまり広告代理店の売上の一部がD2C1社に集中するわけです。

CPは急に広告費を増やせるはずもなく、D2Cに回る分他社代理店分が減らされるわけです。

結局今回の施策はユーザーにそっぽ向かれ始めてARPUが伸び悩み、縮小する売上の補填をCPと自社系列以外の代理店に向けたわけです。
審査に時間がかかり、なかなかビジネスを始められないドコモを捨て、同じ時間で3倍の量のサイトをauで立ち上げるCPが増え、サイトのバリエーションはauがドコモを凌駕しつつあります。
ドコモは勝手サイトでしか対応しないという会社も増えています。

ドコモの言い分は、アクセス&売上制だと大手の資金力と先行者メリットによって順位が変わらないので入札制として新規CPにも門戸を開くと聞こえます。

しかし結局は大きな広告予算を持つ大手によって入札相場が決まり、我々のような弱小には参加できない額になる可能性が高いです。メニューの枠が入札でも結局一部の大手に固定されることは容易に予想できます。

当面静観するしかありませんが、ますますCPのドコモ離れが進むのではないでしょうか。
ロゴを一新し、一人負けの状況を反省、打破するためユーザーの方を向いた新しいドコモへと変わるなどと言って早々の施策がこれかよと、多くのCP担当者は呆れたのではないでしょうか・・

我々としては気楽に弱小でも参加できる相場になるのかどうか注視したいと思います。
posted by にじちぅ? at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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