2008年11月28日

インセンティブアフィリエイトの限界

10月下旬にDeNAが下方修正を出した際の記事がコレ。
中間決算での決算短信の中身での該当記載が以下。
主要な収益源であるアバター関連売上(アバター販売及び
成果報酬型広告)に関しては、各種需要促進企画の活性化による一時的な復調は見られたものの、アバター自体や利用シーンの新規性の不足、健全性施策の強化による若年層のコミュニティレベルの低下等の複合的な要因による減少傾向が継続いたしました。


ここで言うアバター関連の売上とは、一部ユーザーがWebMoneyで直接購入する分を除いて、ほとんどが「インセンティブアフィリエイト」の広告収入ということで、これが減少傾向というか予算未達だってことでしょう。



さて、まずにじちぅ?はDeNAさんとおつきあいがあります。まあ弱小出稿主ってだけでそれ以上の協業はないのですが。
で、にじちぅ?とノベル組で今までもモバゲータウンにインセンティブアフィリを出稿していました。

ただ、我々のような有料サイト運営の広告としては残念ながら退会率が異常に高くてドーピングと言わざるを得ません。当月退会率が75%で済めば御の字、ひどい月は85%を軽く超えます。
つまりみなモバコインが欲しいだけですからすぐに退会してしまうのです。これは原盤料という仕入れが発生する有料サイトには致命的で、当月85%、翌月込みで95%も退会されるとドーピングと分かっていても出血がひどすぎるのです。

これは何もモバゲーだけでなく、EzGreeや前回酷評した大集合NEOなど同様のモデルのサイトはみな同じです。

にじちぅ?も今はモバゲー出稿は全面停止しており、当分再開するつもりはありません。もっと費用対効果のいい広告や施策が出てきておりより効率のいいプロモーションを展開できています。
これも当社のノウハウです。

ただ、ドーピングも使い方によっては有効で、そこを見極めて使えば意味があります。でも中期、長期出稿でこの手のインセンティブアフィリに出稿することは一番ナンセンスです。
出血し続けるわけですから・・・

もう一つ、プロデューサがしっかりと見ておかねばならない数字があります。いわゆる貸倒に相当するもので、SBは関係ありませんがauとドコモで非常にバカにならない金額が発生するということです。詳しくは書きませんが、要はケータイ料金が回収できないことによる泣き寝入り額がこの手のドーピングをした場合に急増するという事実です。大手企業などかなりの広告費をドーピングに割いている場合は、この損失もそれなりの金額になってるはずで、こういった無駄が強いてはユーザー還元の妨げになっているんです。

これらをきちんと把握したCPが増えるでしょうから、今後もっと出稿量が減ると見ています。出稿社数は減らないかむしろ増えても、1社あたりの出稿単価が落ちるでしょう。
だって、これだけリスクの多いドーピングなのですから、中・長期的にいいプロモーションが見つかればそちらにシフトされて当然です。

これはいくらモバゲーやGreeの会員が増えても関係ありません。
コインが欲しい人が増えるだけですから・・・

恐らく私のようにインセンティブアフィリに一定の距離を置くCPやプロデューサが今後もっと増えてくると思います。
ただDeNAに限って言えば、モバゲー以外に多くのプロダクトを持ち、矢継ぎ早に施策を打っているのでそこはさすがだなあと思います。
posted by にじちぅ? at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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